烙印の紋章―たそがれの星に竜は吠える

烙印の紋章1あらすじ

かつて高度な知能を持った竜が支配し、魔素を利用した文明に支えられた世界。十年の間、戦争を繰り広げてきたメフィウスとガーベラは王族同士の政略結婚により、その長い戦いに終止符を打とうとしていた。幼い頃、戦争により故郷を追われ剣闘士となったオルバは、瓜ふたつの容姿をしていることから、婚礼を控えた、うつけと噂されるメフィウスの皇子とすり替わることになる。一方、勝気なガーベラの姫、ビリーナは皇子を籠絡して自国の利益を図ろうとひそかに決意する。そんな二人の婚礼の途中、何者かの襲撃があり―!?二人の思惑と和平の行方は?杉原智則が贈るファンタジー登場。

手のひらのエネミーシリーズの人、あらすじを見る限り手のひらのエネミーのリベンジというか、あそこで終わってしまった物語の書きたかった続きを別の物語で描こうとしてるのだろう。話自体は役者と舞台がそろい、幕が開けようとするところまでで今のところ可もなく不可もなく、これから手のひらのエネミーのように盛り上がってくることを期待*1

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*1:もちろん打ち切りされないことを期待している